CB750F ― 2010/02/03 15:10

非常に状態の良い、CB750FCです。
以前から、お知り合いの「S様」の車両で。
今回は、エンジン(カムチェーンテンショナー)の状態確認の為にオイルパンを外して、テンショナーの一部が脱落していないかを確認します。
その他、始動不良の為キャブレターの同調をとります。
オイルパンは比較的綺麗でした。(多少切削カスは残ってました)
テンショナーの樹脂と思われるものは脱落していなかったのでまだしばらくは大丈夫と判断しました。
同調は1番が大幅に狂っていたので、再調整しました。
ノーマルキャブレターとしては程度は良いと思われます。
以前から、お知り合いの「S様」の車両で。
今回は、エンジン(カムチェーンテンショナー)の状態確認の為にオイルパンを外して、テンショナーの一部が脱落していないかを確認します。
その他、始動不良の為キャブレターの同調をとります。
オイルパンは比較的綺麗でした。(多少切削カスは残ってました)
テンショナーの樹脂と思われるものは脱落していなかったのでまだしばらくは大丈夫と判断しました。
同調は1番が大幅に狂っていたので、再調整しました。
ノーマルキャブレターとしては程度は良いと思われます。
Z1用 バルブスプリング&リテーナー・コッター セット ― 2010/02/04 10:59
ヨシムラジャパンより 2月から発売された Z1・Z2用「バルブリテーナー&コッター・バルブスプリングセット」の開発テストのお手伝いをさせて頂いていました。
今回の製品は「インナーシム化」とリテーナーの軽量化を実現する事で、カムチェーン・テンショナー・カムチェーンガイドなどの負担軽減とアクセルレスポンス向上が期待できます。
更に、ST-2用カムの為に新たに開発したバルブスプリングもテストしました。
今回のテストではカム「ST-L2」に、新開発のリテーナー・コッター・バルブスプリングの組み合わせです。
この仕様で、レブリミット 11,000PRMを目標にテストをしました。
結果は良好で目標のレブリミットまで軽快に吹け上がります、実走行を1000Km行い耐久力の確認もしました。
今回の製品ではエンジンのフィーリングが大きく変わって、まずアクセルレスポンスが軽快になりました。
今までは、アクセルオープン時に若干のタイムラグがあったのですが今は即座に反応してくるようになりました。
それから、エンジンの振動が軽減したのも確認できています。
ただし、アクセルの反応が良すぎて、高いギアーで低速走行時に若干ギクシャクする事が有りました。
(TMRキャブレターの性能も多少関わっているかもしれません)
組み付けに関しては、リテーナー・コッターは今まで通りの作業でできますが。
ST-2用のバルブスプリングは、特別な作業を必要とする場合があります。
まずシリンダーヘッドの状態ですが、シートリングが傷んでシートカットをしたものはバルブステムの突き出しが長くなります、そのまま組み付けると規定セット荷重にならないので11,000PRM以下でサージングが起きる可能性があります。
更に、4気筒のスプリングセット荷重が均一でないと、振動の原因になる事があります。
今回はバルブスプリングのセット荷重を規定値にするため(4気筒を全て揃える意味も含む)に専用シムを使いましたが。
シムを厚くしすぎると、スプリングの縮み限界を超えてしまいリテーナーを破損させるおそれがあります。
以上の事を注意した上で正確に組み付けると、軽快で振動の少ないエンジンに仕上がります。
もちろん、Z系エンジンの味が損なわれる事はありません。
ノーマルエンジンでも、リテーナー・コッターだけを使って「インナーシム化」するだけでも動弁系には優しくなるので腰上分解の機会には使用を検討してみては如何でしょうか?
ヨシムラ・ジャパン URL
http://www.yoshimura-jp.com/index1.html
今回の製品は「インナーシム化」とリテーナーの軽量化を実現する事で、カムチェーン・テンショナー・カムチェーンガイドなどの負担軽減とアクセルレスポンス向上が期待できます。
更に、ST-2用カムの為に新たに開発したバルブスプリングもテストしました。
今回のテストではカム「ST-L2」に、新開発のリテーナー・コッター・バルブスプリングの組み合わせです。
この仕様で、レブリミット 11,000PRMを目標にテストをしました。
結果は良好で目標のレブリミットまで軽快に吹け上がります、実走行を1000Km行い耐久力の確認もしました。
今回の製品ではエンジンのフィーリングが大きく変わって、まずアクセルレスポンスが軽快になりました。
今までは、アクセルオープン時に若干のタイムラグがあったのですが今は即座に反応してくるようになりました。
それから、エンジンの振動が軽減したのも確認できています。
ただし、アクセルの反応が良すぎて、高いギアーで低速走行時に若干ギクシャクする事が有りました。
(TMRキャブレターの性能も多少関わっているかもしれません)
組み付けに関しては、リテーナー・コッターは今まで通りの作業でできますが。
ST-2用のバルブスプリングは、特別な作業を必要とする場合があります。
まずシリンダーヘッドの状態ですが、シートリングが傷んでシートカットをしたものはバルブステムの突き出しが長くなります、そのまま組み付けると規定セット荷重にならないので11,000PRM以下でサージングが起きる可能性があります。
更に、4気筒のスプリングセット荷重が均一でないと、振動の原因になる事があります。
今回はバルブスプリングのセット荷重を規定値にするため(4気筒を全て揃える意味も含む)に専用シムを使いましたが。
シムを厚くしすぎると、スプリングの縮み限界を超えてしまいリテーナーを破損させるおそれがあります。
以上の事を注意した上で正確に組み付けると、軽快で振動の少ないエンジンに仕上がります。
もちろん、Z系エンジンの味が損なわれる事はありません。
ノーマルエンジンでも、リテーナー・コッターだけを使って「インナーシム化」するだけでも動弁系には優しくなるので腰上分解の機会には使用を検討してみては如何でしょうか?
ヨシムラ・ジャパン URL
http://www.yoshimura-jp.com/index1.html
FZ750 カスタム記 ― 2010/02/07 08:45

昨年入庫した、85年製 FZ750 です。
程度はよい状態で、ハンドル周りをバーハンドルに変更してあるだけのほぼストック状態です。
これから、足回りを中心に純正品を使ったカスタムを行っていく予定です。
すでに、FZR750の前後足回りは手元にあるので、まずはこちらの点検と整備をおこなってからになります。
エンジンも予備エンジン有るので、場合によって分解整備の後、換装する事も視野にいれています。
当店の、デモ車となる予定ですがお客様車両の合間に作業をおこないますので、完成にはしばらく掛かると思われます。
程度はよい状態で、ハンドル周りをバーハンドルに変更してあるだけのほぼストック状態です。
これから、足回りを中心に純正品を使ったカスタムを行っていく予定です。
すでに、FZR750の前後足回りは手元にあるので、まずはこちらの点検と整備をおこなってからになります。
エンジンも予備エンジン有るので、場合によって分解整備の後、換装する事も視野にいれています。
当店の、デモ車となる予定ですがお客様車両の合間に作業をおこないますので、完成にはしばらく掛かると思われます。
FZ750 カスタム記 ― 2010/02/07 09:08

ZF750の足回り換装の準備として、フロントフォークの分解整備からです。
まずは、FZR750のF・フォークをすべて分解しました。
各部の点検と清掃、そして磨きをおこなってあります。
インナーチューブは再メッキに出して、ボトムケースは再塗装してあります。
FZ750に組み付け後に細かな調整があるので、今回は仮組み立ての予定で作業を進めます。
今回の整備で行った事
1)シートパイプの点検&研磨
2)オイル粘度の変更、オイルレベルの変更
3)オイルシール、ダストシール、シールストッパーの交換
スプリングの研磨、レート変更は実際に走ってからになります。
まずは、FZR750のF・フォークをすべて分解しました。
各部の点検と清掃、そして磨きをおこなってあります。
インナーチューブは再メッキに出して、ボトムケースは再塗装してあります。
FZ750に組み付け後に細かな調整があるので、今回は仮組み立ての予定で作業を進めます。
今回の整備で行った事
1)シートパイプの点検&研磨
2)オイル粘度の変更、オイルレベルの変更
3)オイルシール、ダストシール、シールストッパーの交換
スプリングの研磨、レート変更は実際に走ってからになります。
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