GPZ900R Ninja!ヘッド加工編・その弐2013/02/03 17:36


GPZ900R Ninja!ヘッド加工編・その弐
2月3日 天気は良く、絶好のジミジミ作業日和(笑
本日もポート削りです。

前回は排気側の上部を荒削りして終わってました。
(豚の鼻見たいです)
今回は下部の荒削りですが、ここを勢い良くガリガリしたいのですが、やや問題が有ります。
下部の出っ張りを削り過ぎると、ヘッド冷却用の水路に遭遇・貫通する事間違いなしの
状態になります。(爆
っで、水路の位置に気を使いつつ、少しずつ削って、形を整えました。
出来れば、ロート状に削りたいのですが以外に水路がポート側に近い為
大きく削る余地がありません。

結果、下側はこの程度で止めました。
他のショップさんの写真でもここらは大きく削れにくいみたいです。(爆
85年の時代ですから、仕方ないのかもしれません。
目標は高回転・高出力では無く、低中回転でのトルクアップなので
この程度でよしとしました。
ヘッドはまだ有るので、今回はこの程度の荒削りで行きます。
これから、丁寧に研磨してその後は、吸気側の研磨です。
本日は、急用でここまでです。(^_^;)


GPZ900R Ninja!ヘッド加工編・その壱2013/01/21 10:24

GPZ900R Ninja! のシリンダーヘッドでございます。(笑
Ninja乗り U氏の依頼でエンジンのモディファイをしておりますが
まずはシリンダーヘッドの加工でございます。
ヘッドに付いている物を全部はずして、これから加工になります。
ロッカーアーム・バルブその他、外して行きます。
地味な作業がこれから、延々と続いて行きます。(^_^;)

ちょっとピンぼけですが、インテークポート カーボンびっちり…

エキゾーストポート 以外に面積が小さいので、ここをどの様に拡大するかが今回の課題になりそう…

アルミの切り粉でとんでもない事になるので、今回は外の太陽の下で作業(苦笑
ライトで照らすより太陽光の下の方がよく見えます。

まずは、カムホルダーの面取りから、地味な作業が始まりました(^_^;)

いよいよ、EXポートの拡大加工ですが、とりあえず上側を拡大してみます。
古いガスケットをつけっぱなしして削り過ぎるのを注意しながら、根気よく&大胆に
バリバリと荒削りから始まり始まり~


飽きぽいので、休み休みながら4個分の上側だけ削りました。(笑
まだまだ始まったばかりの地味な作業… 飽きたので本日はここまで(苦笑

次は、下側の拡大にな入りますが、天気の良い時は何時になる…
作業中は背中が暖かで、眠くなりました。(笑

デイトナ・リアショック2013/01/18 08:28

諸事情により、なかなかアップ出来ませんでしたが
久しぶりのブログアップです。(苦笑
今回は、デイトナ製リアクッション(メーカーの名前がそうなっています。)
常連さんのモンキー用に18000Km使用した物ですが…
ボトムしたまま戻ってきません!
決して、オーナーの体重のせいではないのです!
異常にリバウンドダンパーが効き過ぎる様な動きをしています。
完全に伸びきるのに数分かかっています。
スプリングのみ外してもショックが伸びません、ガス圧を掛けても同様…
ガス抜けでオイルダンパー内にエアーが混入したものと判断
っで、分解となりました。
分解

この手のショックは分解は簡単ですが、若干の手続きが要ります。
構造もシンプルです、ガス室が小さいので早めのガス補充が必要ですね。(苦笑
入っていたオイル

オイルはこの手のショックとしては使われているので、結構汚れていました。
粘度はビックバイクの粘度と変わらない様です。
ダンパーの変更

ダンパーユニットです。
いろいろ勉強もの意味もあって、ちょこっといたずらをしてみました。
(変化がわかりますか~)
これが、後で面倒な事になったのですが…  (苦笑
一度組み上げて、ダンパーの効き具合をチェック、
ところが、ダンパーを閉め込むと全然ロッドが入らなくなってしまいました。(驚
調整を緩めても、元の速さに戻らないばかりか全く動かなくなってしまいます。(涙
そこで、先どのいたずら実験をやめて元に戻し再度組み立て…
ところが、はやり一度調整をスロー側に締めてしまうと、全然効きが変になる…
いろいろ推測した結果、ダンパーロッドが怪しいと思い、再度分解
(この時点で3回分解している)
ダンパーロッド加工前

どうも、ロッドの戻りが悪いのは仕上げが良くないのではと、想像して研磨してみた。
ダンパーロッド加工後

今回はロッドだけ抜き出して研磨&組み立て…
結果は良好!!(笑
製品の全部がこの状態では無いと思うけれど、特定のロッドには戻らい物もあるので
一応、デイトナさんに報告しておきました。
っで、ようやく完成(ばんざーーーーい)
完成品

もし、お持ちのデイトナショック 240mm&265mmでダンパーが怪しい方は
ミクニまでご連絡ください、分解&再調整いたします。
(料金は、ショックの状態によりますので、HPよりご連絡をお願い致します)






ナイトロン 装着試験&販売開始2010/12/14 16:02

NITRON RACING SHOCKS !

ナイトロン ショック の取り扱いを開始しました。
まずは、当店足まり専用デモ車に装着して、テストの開始です。
装着そのものは至って簡単で特に問題はありません。
取り付け部上下にピロボールを使用してあり、尚かつシールとカラーでピロを保護する構造は良くできています。

上下の間隔にズレが無いかを確認して、リセッティングを開始しました。
今の所、成果は上々です。

標準装備のオーリンズ(通称ヤマリンズ)との比較を簡単に箇条書きしてみましたので、購入時の参考してみてください。

ナイトロン XJR1200/1300用  NTBKTSY 01T/B T-series
レースからストリートまでをカバーするタイプです。

1)スプリングレートはヤマリンズよりかなり高めに設定されていました。
2)ダンパーは3ウエイで、コンプ側×2・テンション側の効きも大きめです。
3) 1)の関係から、1Gの沈み込みはとてもすくないです。
4)堅めのレート設定ながら、高速の突き上げに対してはHi側のコンプダンパーが良く効いているせいか、酷いがたつきはありません。
(車速が乗っている時は更に効果を発揮している様です)
5)堅めの設定ため、フロントフォークとのマッチングは絶対条件になります。(つまりポン着けでは、パフォーマンスは発揮しない)

途中経過ですが、とても良くできたショックです。
オーリンズは、市販の場合ストリートと割り切った仕様ですが
ナイトロンはレースも視野に入った仕様になっています。
従って、必ずフロントフォークのリセッティングが必要ですが。
バランスが取れると、すばらしい乗り味のコーナリングが体感出来そうです。

ドリーム50改 (エイプ100エンジン)22010/03/02 11:11

不足部品・外装、その他を取り付けほぼ完成です。

今回は、フロントホークにHRC製のユニットを使いました。
リアショック(デイトナ製アルミビレッジのフルアジャスト)とのマッチングを取り直す
作業が残っていますが、エンジンの状態を確認してからになると思います。

HRCのユニットはスプリングも初めからレートの高い物になっているので、リセッティングが
ノーマルから比べると楽に進められそうです。(シートパイプもノーマルと品番が違います)

アウターローターにしたことで、低速のトルク不足がどこまで発進に影響するかが問題ですが
とりあえず、シェイクダウンに入ります。